朝の通勤中、突然の雨や水たまりで靴がぐっしょり濡れてしまった経験、ありますよね?
「そのまま一日過ごしたら足が冷えて気持ち悪い…」「靴が臭くなってしまった…」そんな後悔をしないためにも、今すぐできる具体的な応急処置を知っておくと安心です。
このガイドでは、会社に着くまでにできる実践的な行動と、職場での対策、そして事前に備えておくと便利なアイテムまで、すべて紹介します。

通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法①
① コンビニやドラッグストアに立ち寄る【まずは避難】
濡れた靴で歩き続けると、足が冷えて体温が奪われたり、靴の中で雑菌が繁殖して臭いや水虫の原因になることも。
まずは、屋根のある場所へ移動し、近くのコンビニやドラッグストアに入って一息つきましょう。
\ポイント/
- コンビニは駅前やビル下などに多く、すぐに対応できる
- トイレやイートインスペースを活用すれば処置もしやすい
通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法②
② 応急処置に必要なアイテムを購入する
以下の表を参考に、靴を乾かすために使えるグッズを買い揃えましょう。
買っておくと便利なもの | 理由・使い方 |
---|---|
フェイスタオル or ハンドタオル | 靴の中の水分を拭き取り、足も清潔に保てる |
キッチンペーパー or ティッシュ | つま先など狭い部分に詰めて吸水できる。新聞紙より扱いやすい |
替えの靴下 | 濡れた靴下は雑菌の温床。履き替えて快適に過ごす |
使い捨てカイロ | 靴の中に入れて内部をじんわり温めて乾かす。低温タイプがおすすめ |
ビニール袋 or コンビニ袋 | 濡れたタオルや靴下を入れるために使える。におい・水分漏れも予防できる |
これらはすべて、ほぼどのコンビニでも手に入るアイテムです。
コンビニがない場合は、駅ナカの売店やドラッグストアを活用しましょう。
通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法③

③ トイレなどで靴と足の応急ケアをする
近くのトイレや休憩スペースで、落ち着いて靴の中をケアしましょう。
やるべき処置は次の通り:
- 靴と靴下を脱ぐ(便座に腰かけたり、着替えスペースを活用)
- タオルで足と靴内部の水分をしっかり拭き取る
- キッチンペーパーやタオルを靴のつま先~甲の部分に詰めて吸水
- 靴下を履き替える
- 靴の中に使い捨てカイロを入れて、じんわり温める(貼るタイプは靴底に)
濡れたままの状態で無理に歩き続けると、靴の形が崩れたり、足裏がふやけて不快感が増していきます。
数分の応急処置が、その後の快適さを大きく変えます!
通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法④
④ 歩きながら乾かす工夫をしよう
応急処置後も完全に乾いたわけではないため、出社途中は少し工夫しましょう。
- 靴紐は軽く緩めて通気を確保(きつく結ぶと内部の湿気がこもる)
- できれば屋外を歩く(地下通路より風の通りがある)
- 日なたを歩くことで乾燥が早まる
- 移動時間が長い場合は、途中でタオル・ペーパーを入れ替えるのも◎
通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法⑤

⑤ 職場に着いたら靴を脱いでしっかり乾燥
会社に到着したら、次の対応を。
- 靴を脱ぎ、机の下など風通しの良い場所に立てかけて乾かす
- 中に詰めたペーパー類は取り替えて、できるだけ乾燥を促す
- スリッパや室内履きに履き替えると快適(常備がおすすめ)
- 使い捨てカイロをそのまま入れておけば、じんわり乾燥が続く
可能であれば昼休みにも靴の状態を確認し、ペーパーやカイロを交換しましょう。
通勤中に靴が濡れてしまった時の対処法⑥
⑥ 帰宅時や今後のために備える
濡れた靴は乾かして終わりではありません。
再発防止と衛生のために、以下の対策を取りましょう。
- 家に帰ったら靴の中に新聞紙や乾燥剤を詰めてしっかり乾かす
- 靴の素材に合った方法で手入れ(防水スプレー、革靴用クリームなど)
- 通勤バッグに「靴下・タオル・ビニール袋」の3点セットを常備
- 替えの靴や室内履きをロッカーに置いておくと、次回から安心
特に梅雨の季節やゲリラ豪雨が多い時期は、常に備えが重要です!
✅ チェックリスト:雨の日の靴トラブルに備える持ち物
アイテム | 用途 |
---|---|
替えの靴下 | 衛生&快適さを守る |
吸水タオル | 足や靴の内部をすぐ拭ける |
キッチンペーパー | 細かい部分にも詰めやすい |
コンビニ袋 or ジップ袋 | 濡れたものを収納。バッグ内を汚さない |
使い捨てカイロ | 靴の内部をじんわり乾かす。防寒にもなる |
防水スプレー | 靴が濡れにくくなる、予防ケアの基本アイテム |
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まとめ:朝のトラブルも、冷静な対応と準備で乗り越えられる!
通勤中に靴が濡れると、気分は一気に憂鬱になりますよね。
足元が冷えたり、靴の中がムレて臭いが気になったり、放っておくと雑菌やカビが繁殖する原因にもなります。
しかし、正しい応急処置と備えがあれば、そんなトラブルも最小限に抑えられます。
今回紹介したように、まずはコンビニでタオルやキッチンペーパー、靴下、カイロなどを入手し、トイレなどで靴と足をケアするだけでも大きく違います。
その後も歩きながら少しずつ乾かし、職場では靴を脱いで風通しの良い場所で乾かすことで、午後には不快感がほとんど消えていることもあります。
さらに、事前に「雨の日グッズ」をカバンに常備したり、ロッカーに予備の靴やスリッパを置いておくことで、“濡れた靴”を想定した安心の通勤環境が整います。
✅ 重要ポイントのおさらい:
- コンビニで使えるグッズをすぐに確保!
- 靴と足をこまめに拭き、ペーパーやカイロで乾燥
- 職場では靴を脱いで自然乾燥+ペーパー交換
- 予備の靴下・スリッパなどをロッカーに常備する習慣をつけよう
「もしもの備え」があるだけで、雨の日の朝も落ち着いて行動できます。
今日からぜひ、あなたもこの行動例を参考にしてみてください!