家族が亡くなったあと、悲しみの中でさまざまな手続きを進めなければならず、不安になる方はとても多いです。
その中でも、意外と分かりにくいのが「世帯主」に関することです。
- 世帯主が亡くなったら、住民票はどうなるの?
- 世帯主は自動で変わるの?
- 手続きは必要?
- マイナンバーカードは返すの?
- 何から確認すればいいの?
役所のホームページを見ても、専門用語が多くて分かりにくいと感じる方も少なくありません。
実は、世帯主が亡くなった場合でも、手続きが不要なケースと必要になるケースがあります。
ここを知っているだけで、無駄に心配する必要がなくなります。
この記事では、
・世帯主が死亡したときに起こること
・手続きが必要なケースと不要なケース
・マイナンバーカードや住民票除票の扱い
・よくある疑問
を、初めての方でも分かるように、できるだけやさしく解説します。
まず確認したいポイント

世帯主が亡くなった場合、まず確認しておきたいことは次の3つです。
- 新しい世帯主は誰になるか
- 世帯変更の手続きが必要か
- マイナンバーカードの返却が必要か
この3つを押さえておけば、大きく迷うことはありません。
自分が手続きが必要か判断するチェック
世帯主が亡くなった場合でも、すべてのケースで手続きが必要になるわけではありません。
まずは次のポイントを確認してみてください。
次のどれに当てはまりますか?
- 2人世帯だった → 手続き不要の可能性が高い
- 家族が複数いる → 世帯主変更が必要になる場合あり
- 世帯を分ける予定がある → 届出が必要になることが多い
自分の状況を確認するだけでも、次に何をすればいいかが見えてきます。
世帯主が死亡した場合、世帯主は誰になりますか?

世帯主が亡くなった場合は、同じ世帯に住んでいる人の中から新しい世帯主が決まります。
多くの場合は
- 配偶者
- 成人している子ども
- 同じ世帯に住んでいる家族
が世帯主になります。
2人世帯の場合は届出が不要になることが多い
例えば、夫婦などの2人世帯で世帯主が亡くなった場合は、残ったもう一人の方が自動的に世帯主となるため、世帯変更届が不要になるケースが一般的です。
死亡届の手続きの中で住民票の内容が更新されるため、改めて世帯主変更の届出をしなくてもよいことが多いです。
ただし、
- 世帯を分ける場合
- 他の家族が同居する場合
などは手続きが必要になることがあります。
実際によくあるケース
役所の窓口でよくあるのが、
「何か手続きが必要だと思って来たが、2人世帯だったので届出は不要だった」
というケースです。
世帯主が亡くなったという理由だけで、必ず手続きが必要になるわけではありません。
まずは世帯の人数や状況を確認することが大切です。
間違えやすいポイント
世帯主が亡くなった場合でも、必ず世帯変更届が必要になるとは限りません。
特に、2人世帯では届出が不要になるケースが多いため、
まずは自分の世帯の状況を確認することが大切です。
世帯主が変わった場合に必要な手続き

次のような場合は手続きが必要になることがあります。
- 世帯を分けた
- 同居を始めた
- 世帯主が転出した
自治体によって扱いが異なるため、迷ったときは役所に確認するのが確実です。
単身赴任で世帯主が転出した場合はどうなる?
世帯主が単身赴任などで住民票を移すと、残る家族の中から新しい世帯主を決めることになります。
多くの場合は配偶者が世帯主になります。
この場合も、世帯変更の手続きが必要になることがあります。
マイナンバーカードの所有者が死亡した場合
マイナンバーカードは、原則として返還が必要です。
通常は死亡届の手続きの際や、その後の手続きの中で返却します。
返却するものは主に次のとおりです。
- マイナンバーカード
- 通知カード(ある場合)
見当たらない場合でも、役所に相談すれば対応してもらえます。
住民票除票とは何ですか?
住民票除票とは、住民票から除かれた人の記録です。
次のような場合に作成されます。
- 転出した
- 死亡した
相続手続きなどで必要になることがあります。
よくある疑問(FAQ)

世帯主は自分で決められますか?
多くの場合、家族の中で相談して決めることができます。
ただし、手続き方法は自治体によって異なるため、窓口で確認すると安心です。
手続きはいつまでに必要ですか?
死亡届は原則として7日以内に提出します。
世帯変更の手続きは明確な期限がない場合もありますが、健康保険などに影響することがあるため、早めの対応がおすすめです。
世帯主が亡くなった場合、健康保険や年金の手続きも必要ですか?
必要になることがあります。
特に国民健康保険は世帯主変更の影響を受けることがあるため、役所であわせて確認しておくと安心です。
世帯主が亡くなったあと、すぐに世帯主を決めないといけませんか?
多くの場合、死亡届の処理の中で住民票の内容が整理されます。
ただし、その後の手続きをスムーズに進めるため、早めに家族で確認しておくと安心です。
住民票は自動で変更されますか?
死亡届が受理されると住民票は更新されます。
ただし、世帯の状況によっては手続きが必要になることもあります。
公共料金の名義変更は必要ですか?
電気・ガス・水道・電話などは、別途手続きが必要になることが多いです。
忘れないよう確認しておきましょう。
賃貸住宅の契約はどうなりますか?
同居家族が契約を引き継げる場合があります。
管理会社や大家さんに早めに連絡することが大切です。
銀行口座はどうなりますか?
銀行が死亡の事実を確認すると、口座は凍結されます。
その後は相続手続きで払い戻しを受ける流れになります。
役所に行く前にこれだけ確認
手続きに行く前に、次の3つを確認しておくと安心です。
- 2人世帯かどうか
- 誰が世帯主になるか
- マイナンバーカードの所在
これだけでも、窓口での手続きがスムーズになります。
少しだけお伝えしたいこと
役所の手続きは難しく感じますが、
「まず何を確認すればいいか」が分かるだけで、不安はかなり減ります。
分からないことがあれば、無理に判断せず窓口で確認することが一番確実です。
まとめ
世帯主が亡くなった場合に確認しておきたいのは、次の3つです。
- 新しい世帯主は誰になるか
- 必要な手続きがあるか
- マイナンバーカードの返却
特に、2人世帯の場合は届出が不要になるケースが多いため、まずは自分の状況を確認することが大切です。
手続きは難しそうに感じますが、一つずつ確認していけば落ち着いて対応できます。


