「印鑑証明書ってどうやって取るの?」
「役所に行けばすぐ取れるの?」
このように、印鑑証明書の取り方が分からず
困っている方も多いのではないでしょうか。
印鑑証明書は、
・不動産の手続き
・車の購入
・契約手続き
などで必要になることがあります。
しかし、印鑑証明書は
誰でもすぐに取得できるわけではありません。
この記事では、
・印鑑証明書の取り方
・必要なもの
・窓口とコンビニ交付の違い
などを、初めての方でも分かるように解説します。
この記事を書いている人(市民課窓口の経験)
この記事を書いている私は、
自治体の市民課窓口業務に約5年間携わり、
・住民票
・戸籍
・印鑑登録
・住所変更
・各種証明書の発行
など、多くの手続きを実際に対応してきました。
印鑑証明書は、役所の窓口でも
相談が多い手続きのひとつです。
「印鑑証明を取りたい」
という来庁者の方でも、
・印鑑登録がまだ
・カードを忘れた
などで手続きができないケースもあります。
その経験をもとに、
印鑑証明書の取り方を分かりやすくまとめました。
この記事で分かること
この記事では、次のことが分かります。
・印鑑証明書を取る方法(窓口・コンビニ)
・必要なもの
・手続きの流れと注意点
印鑑証明書を初めて取る方でも、
何を準備すればいいのか、どこで取ればいいのかが分かり、安心して手続きを進められる内容になっています。
1分で分かる結論
印鑑証明書は、印鑑登録をしていれば、
市区町村の窓口またはコンビニで取得できます。
結論
印鑑証明書を取得するには、次の確認が必要です。
✔ 印鑑登録が済んでいる
✔ 印鑑登録カード(登録証)がある(窓口取得の場合)
✔ コンビニ交付の場合はマイナンバーカードが必要
まずはこの3点を確認しましょう。
今すぐ確認チェックリスト
□ 印鑑登録をしている
□ 印鑑登録カードまたはマイナンバーカードがある
□ どこで取るか決めている
実務で特に多かった注意点(来庁前に確認)
私の経験で印鑑証明書が取れない原因で実際に多かったのは、次のケースです。
① 転出すると印鑑登録は廃止になります
印鑑登録は、他の自治体へ転出すると原則として廃止されます。
窓口で特に多いのは、
「前の自治体で登録しているからそのまま取れると思った」
というケースです。
別の自治体へ引っ越した場合は、新住所地で再登録が必要です。
② 一度転出して同じ自治体に戻った場合も再登録が必要
一度転出した時点で登録は廃止されています。
同じ住所に戻った場合でも、自動復活はしません。
このケースも非常に多い誤解の一つです。
③ 印鑑登録カードを持っていない
窓口での取得は、印鑑登録カード(登録証)が必要な自治体がほとんどです。
「印鑑を持ってきたから大丈夫」と思って来庁し、再来庁になるケースが圧倒的に多いのが実情です。
印鑑証明書とは?まず知っておきたい基本

印鑑証明書とは、
市区町村に登録した印鑑(実印)が
本人のものであることを証明する書類です。
正式には
印鑑登録証明書
と呼ばれます。
主に次のような場面で使われます。
・不動産売買
・車の購入や登録
・重要な契約
このように、
重要な手続きで使われる証明書です。
印鑑証明書を取るには印鑑登録が必要
印鑑証明書は、印鑑登録をしていないと取得できません。
まだ印鑑登録をしていない場合は、
先に印鑑登録の手続きを行う必要があります。
※印鑑登録の方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ 印鑑登録の手順をわかりやすく解説|必要なもの・当日の流れ・注意点まとめ
印鑑証明書は「いつでも取れる」わけではない
印鑑証明書を取得するには、
・印鑑登録カード
または
・マイナンバーカード
が必要になります。
カードを忘れたり、紛失している場合は発行できないことがあるため、事前に確認しておくと安心です。
印鑑証明書はどこで取れる?
印鑑証明書は、次の方法で取得できます。
・市区町村の窓口
・コンビニ交付
それぞれ特徴があるため、自分に合った方法を選びましょう。
市区町村の窓口で取る場合
市役所・区役所・町村役場などの窓口で、印鑑証明書を取得できます。
窓口で取る特徴
・確実に取得できる
・分からないことをその場で確認できる
・マイナンバーカードがなくても取得できる
役所の窓口で取得する場合は、
一般的に次のものを準備します。
・印鑑登録証(カード)
・申請書
自治体によっては
本人確認書類が必要になることもあります。
窓口で申請すると、
その場で印鑑証明書を発行してもらえます。
コンビニ交付で取る場合
マイナンバーカードを持っていれば、
対応しているコンビニのマルチコピー機から印鑑証明書を取得できます。
コンビニ交付の特徴
・土日や夜間でも取得できる
・窓口に行く必要がない
・短時間で取得できる
コンビニのマルチコピー機で手続きを行うことで、
住民票や印鑑証明書などを取得できる仕組みです。
忙しい方や、窓口の受付時間に行けない場合に便利です。
ただし、自治体によっては対応していない場合もあります。
利用できるかどうかは事前に確認しておくと安心です。
どちらを選べばいい?
目安としては、
・確実に取りたい → 窓口
・時間外に取りたい → コンビニ
という考え方で選ぶと分かりやすいです。
印鑑証明書を取るのに必要なもの

印鑑証明書を取得する方法によって、必要なものが少し異なります。
窓口で取る場合
市区町村の窓口で取得する場合は、次のものを用意します。
・印鑑登録カード
・本人確認書類(求められる場合があります)
印鑑登録カードを提示して申請すれば、印鑑証明書を発行してもらえます。
自治体によっては、申請書に記入するだけで取得できる場合もあります。
コンビニ交付で取る場合
コンビニで取得する場合は、次のものが必要です。
・マイナンバーカード
・暗証番号(利用者証明用電子証明書の暗証番号)
マルチコピー機を操作して、印鑑証明書を発行します。
事前に確認しておきたいポイント
印鑑証明書を取りに行く前に、次の点を確認しておくと安心です。
・印鑑登録をしているか
・カードを忘れていないか
・コンビニ交付が利用できる自治体か
特にコンビニ交付は、利用登録が必要な場合もあるため、事前に確認しておくとスムーズです。
印鑑証明書を取る手続きの流れ(当日のイメージ)
印鑑証明書の取得は、窓口でもコンビニでも、それほど難しい手続きではありません。
それぞれの流れを見ておきましょう。
窓口で取る場合の流れ
① 窓口で印鑑証明書を取りたいことを伝える
② 申請書を記入する
③ 印鑑登録カードを提示する
④ 印鑑証明書を受け取る
混雑していなければ、手続き自体はそれほど時間がかからないことが多いです。
コンビニ交付の流れ
① マルチコピー機の「行政サービス」を選択する
② マイナンバーカードをセットする
③ 暗証番号を入力する
④ 印鑑証明書を発行する
画面の案内に従って操作すれば、数分で発行できることが多いです。
手続きをスムーズに進めるポイント
・必要なカードを忘れない
・暗証番号を確認しておく
・受付時間や利用時間を事前に確認する
この3つを確認しておくだけで、安心して手続きを進めることができます。
よくある来庁トラブル
● 印鑑登録カードを忘れて来庁し、その日は取得できなかった
● 転出後に登録が無効になっていることを知らなかった
● コンビニ交付を利用しようとしたが暗証番号を忘れて発行できなかった
事前確認をしておくだけで防げるケースがほとんどです。
よくあるケース別の注意点

印鑑証明書を取得しようとしたとき、状況によってはその場で発行できないことがあります。
よくあるケースを確認しておきましょう。
印鑑登録をしていない場合
印鑑証明書は、印鑑登録をしていないと取得できません。
まだ登録をしていない場合は、
先に印鑑登録の手続きを行う必要があります。
※印鑑登録の手順については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ 印鑑登録の手順をわかりやすく解説|必要なもの・当日の流れ・注意点まとめ
印鑑登録カードをなくした場合
窓口で印鑑証明書を取得するには、印鑑登録カードが必要になることが多いです。
カードをなくしている場合は、
先に再発行の手続きを行う必要があります。
※印鑑登録カードをなくした場合の対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ 印鑑登録カードをなくしたらどうなる?再発行の方法と手続きの流れを分かりやすく解説
コンビニ交付が利用できない場合がある
マイナンバーカードを持っていても、
・利用登録をしていない
・自治体がコンビニ交付に対応していない
・システムのメンテナンス中
といった場合は、コンビニ交付が利用できないことがあります。
その場合は、窓口で取得する方法を検討しましょう。
よくある質問(FAQ)
代理人でも印鑑証明書を取ることはできますか?
自治体によっては、代理人による取得が可能です。
その場合は、
・印鑑登録カード
・委任状
・代理人の本人確認書類
などが必要になることがあります。
必要書類は自治体によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
印鑑証明書に有効期限はありますか?
印鑑証明書そのものに有効期限はありません。
ただし、提出先によっては
「発行から3か月以内」などの条件がある場合があります。
提出先の案内を確認しておきましょう。
印鑑証明書は何通でも取れますか?
印鑑登録をしていれば、必要な枚数を取得することができます。
ただし、1通ごとに手数料がかかります。
コンビニ交付は全国どこでも利用できますか?
コンビニ交付は、多くの自治体で利用できますが、
すべての自治体が対応しているわけではありません。
また、
・利用登録が必要な場合がある
・メンテナンス時間中は利用できない
といった点にも注意が必要です。
印鑑登録カードがなくても印鑑証明書は取れますか?
窓口で取得する場合は、印鑑登録カードが必要になることが多いです。
カードを紛失している場合は、
先に再発行の手続きを行う必要があります。
※詳しくは
⇒ 印鑑登録カードをなくしたらどうなる?再発行の方法と手続きの流れを分かりやすく解説
窓口で多かった相談
市民課の窓口で多かった相談のひとつが、
「印鑑証明書を取りたいのですが、登録カードではなく印鑑を持ってきました」
というケースです。
印鑑証明書の取得には、
登録した印鑑ではなく
印鑑登録証(カード)が必要
になります。
そのため、
・カードを忘れた
・登録していなかった
という理由で
再度来庁するケースも少なくありません。
よくある勘違い
よくある勘違いとして、
「印鑑を持っていけば印鑑証明書が取れる」
と思っている方がいます。
しかし実際には、
・印鑑登録が必要
・印鑑登録証(カード)が必要
という条件があります。
そのため、印鑑だけを持ってきても
証明書を取得することはできません。
不安なときは、順番に確認すれば大丈夫です
印鑑証明書は、普段あまり取る機会がないため、
「どこで取るのか」「何が必要なのか」で迷ってしまうことがあります。
ですが、次の順番で確認すれば、落ち着いて対応できます。
・印鑑登録をしているか確認する
・必要なカードを準備する
・窓口またはコンビニで取得する
この流れを押さえておけば、手続きはそれほど難しくありません。
印鑑証明書を取りに行く前の最終チェック
□ 印鑑登録は有効か
□ 過去に転出はしていないか
□ 印鑑登録カードはあるか
□ コンビニ交付ならマイナンバーカードと暗証番号は確認済みか
この4点を確認すれば、二度手間を防げます。
まとめ|まずここを確認しましょう
印鑑証明書を取得するときは、次のポイントを押さえておけば安心です。
・印鑑登録をしているか確認する
・印鑑登録カードまたはマイナンバーカードを準備する
・窓口またはコンビニで取得する
印鑑証明書は、取り方を知っていれば難しい手続きではありません。
必要なものを準備して、落ち着いて手続きを進めていきましょう。



