引っ越しをすると、やることが本当にたくさんあります。
転出届や転入届、電気・ガス・インターネット、住所変更の連絡など、思った以上に手続きが多く、ひとつひとつ確認していくのも大変ですよね。
そんな中で、後回しになりがちなのが「原付」の手続きです。
「車の住所変更は必要と聞いたことがあるけど、原付はどうなんだろう?」
「ナンバーはそのままでいいのかな?」
このように疑問を持って調べている方も多いと思います。
実際、原付の手続きはあまり知られていないため、気づいたときには引っ越しから何か月も経っていた、というケースも珍しくありません。
ただ、必要なことを順番に確認すれば、手続き自体はそれほど難しくありません。
この記事では、
・原付は引っ越したら住所変更が必要なのか
・再登録の流れ
・必要なもの
・手続きを忘れるとどうなるか
を、初めての方でも分かるようにやさしく解説していきます。
原付は引っ越したら住所変更が必要?

まず結論からお伝えします。
市区町村が変わるかどうかで手続きが変わります。
ここが一番大切なポイントです。
同じ市区町村内での引っ越し
同じ市内での引っ越しの場合は、
・ナンバーはそのまま使える
・大きな手続きは不要なことが多い
ただし、住所変更の届出が必要になることもありますので、念のため自治体の案内を確認しておくと安心です。
別の市区町村へ引っ越した場合
市区町村が変わる場合は、
原付の再登録が必要になります。
これは、原付のナンバープレートが市区町村ごとに発行されているためです。
つまり、前の市のナンバーは、新しい住所では使えません。
なぜ原付の手続きは忘れやすいのか
これは実際によくある話ですが、原付の手続きを忘れてしまう理由はとてもシンプルです。
・車ほど手続きの情報が多くない
・生活にすぐ困らない
・税金の通知が年に1回しか来ない
このため、「あとでやろう」と思っているうちに時間が過ぎてしまうのです。
引っ越し直後は余裕がないので、落ち着いたタイミングで確認するだけでも十分です。
原付の住所変更(再登録)の流れ

手続きの流れは次の3ステップです。
① 前の市区町村で廃車手続き
② 廃車証明書を受け取る
③ 新しい市区町村で登録
順番に説明します。
① 前の市区町村で廃車手続き
まず、以前住んでいた市区町村で廃車の手続きを行います。
これは「バイクを処分する」という意味ではなく、
その市の登録をいったん終了する手続きです。
② 廃車証明書を受け取る
手続き後に発行される「廃車証明書」はとても大切です。
これがないと、新しい市区町村で登録ができません。
なくさないように保管しましょう。
③ 新しい市区町村で登録する
新住所の役所で登録すると、新しいナンバープレートが交付されます。
ここまでで手続きは完了です。
手続きに必要なもの
一般的に必要になるものは次のとおりです。
・ナンバープレート
・標識交付証明書
・廃車証明書
・本人確認書類
自治体によって多少違うことがありますので、事前に確認しておくと安心です。
手続きはいつまでに必要?

原付の場合、明確な期限がないこともありますが、
できるだけ早めに手続きすることが大切です。
理由は次のとおりです。
・税金の通知が前の住所に届く
・後から手続きが面倒になる
・売却時に困る
引っ越しの手続きが落ち着いたら、思い出したタイミングで行うのがおすすめです。
原付の住所変更をしないとどうなる?
すぐに罰則があるわけではありませんが、次のような困りごとが起きることがあります。
税金の通知が届かない
軽自動車税の通知が前の住所に届き、気づかないことがあります。
手続きが複雑になる
後からまとめて処理することになり、余計に手間がかかることがあります。
売却や廃車のときに困る
登録情報が古いままだと、手続きがスムーズに進まないことがあります。
役所に行く前に確認しておきたいチェックリスト

行く前に次の点を確認しておくと安心です。
□ ナンバープレートはあるか
□ 標識交付証明書はあるか
□ 旧住所の市区町村を確認したか
□ 新住所の市区町村の窓口を確認したか
この4つだけでも確認しておくと、かなりスムーズです。
よくある疑問
ナンバーはそのまま使えますか?
市区町村が変わる場合は使えません。
費用はかかりますか?
登録は無料のことが多いです。
代理人でもできますか?
委任状があれば可能な場合が多いです。
原付の手続きと一緒に確認したいこと
引っ越しのときに忘れやすい手続きとして、
・運転免許証の住所変更
・健康保険
・郵便物の転送
なども一度確認しておくと安心です。
まとめ|原付の住所変更は早めに済ませれば安心
原付の手続きは、
・市区町村が変わる場合は再登録が必要
・手続きはそれほど難しくない
・早めに済ませれば安心
というポイントを押さえておけば大丈夫です。
引っ越し後はやることが多く、つい後回しにしてしまいがちですが、落ち着いたタイミングで確認しておくだけで、あとから困ることを防ぐことができます。
この記事が、原付の手続きで迷っている方の参考になればうれしいです。



