本籍は、普段の生活ではほとんど使う機会がありません。
そのため、いざ戸籍謄本が必要になったときに、
「本籍ってどこだっただろう?」
「実家の住所だった気がするけど、はっきり思い出せない…」
と困ってしまう方はとても多いです。
役所の手続きや、結婚・相続・パスポートの申請など、必要になって初めて本籍を意識するという方も少なくありません。
私自身も、「普段使わないから覚えていないのは普通のことなんだ」と知って、少し安心した経験があります。
本籍が分からないと、戸籍を取ることができないのではないか、手続きが進まないのではないか、と不安になりますよね。
でも安心してください。本籍は、落ち着いて確認すれば調べる方法がありますし、特別に難しい手続きをしなくても分かることが多いのです。
この記事では、
・本籍が分からないときにまず確認したい方法
・今すぐできる調べ方
・役所に行く前に知っておくと安心なポイント
を、初めての方にも分かりやすく、やさしく解説していきます。
本籍が分からなくて困るのはどんなとき?

まず、本籍が必要になる場面を確認しておきましょう。
戸籍謄本(戸籍全部事項証明)が必要なとき
たとえば次のような場面です。
・パスポートの申請
・結婚や離婚の手続き
・相続の手続き
・就職や資格の申請
こうした手続きでは、戸籍を取り寄せる必要があります。
そして戸籍を取るためには、本籍地が分かっている必要があります。
婚姻届や各種届出を書くとき
役所に提出する書類には、本籍を記入する欄があることがあります。
そのときに初めて「本籍が分からない」と気づく方も少なくありません。
役所で確認を求められることがある
手続きの内容によっては、本籍の確認を求められることもあります。
ただし、覚えていない人は決して珍しくありませんので、心配しすぎる必要はありません。
まず確認したい|本籍を調べる一番かんたんな方法
本籍を調べる一番かんたんな方法は、住民票を取得して確認することです。
これは多くの方が利用できる方法で、特別な手続きも必要ありません。
住民票で本籍を確認する方法
住民票は、請求するときに
「本籍を記載する」
という項目を選ぶことができます。
この設定をすると、住民票に本籍が表示されます。
住民票を取る方法
住民票は次の方法で取得できます。
・市区町村の窓口
・コンビニ交付(マイナンバーカードがある場合)
普段利用している方法で大丈夫です。
注意点(とても大切)
住民票は通常、
本籍を省略した状態で発行されることが多い
ため、請求時に「本籍を記載する」を選ぶことを忘れないようにしましょう。
ここを見落としてしまい、「載っていなかった」と再度取り直す方もいます。
住民票が取れない場合の確認方法

何らかの理由で住民票をすぐに取得できない場合は、次の方法もあります。
家族に確認する
意外と多いのがこの方法です。
・親
・配偶者
・実家
などが把握していることがあります。
過去の書類を確認する
次のような書類に記載されている場合があります。
・戸籍謄本のコピー
・婚姻届の控え
・パスポート申請時の書類
古い書類を一度見直してみるのもおすすめです。
本籍とはそもそも何?住所との違い
ここで、本籍について簡単に整理しておきます。
本籍とは、戸籍が置かれている場所のことです。
大切なポイントは次の3つです。
・住所とは別のもの
・実際に住んでいなくてもよい
・日本国内ならどこでも設定できる
たとえば、
・昔住んでいた場所
・親の本籍地
・思い出の場所
などを本籍にしている方もいます。
本籍についてよくある勘違い

本籍が分からなくなる原因の多くは、次の勘違いです。
本籍=住所ではない
引っ越しをしても、本籍は自動では変わりません。
実家=本籍とは限らない
実家の住所が本籍とは限りません。
祖父母の代から変わっていないケースもあります。
引っ越しても本籍は変わらない
住所は変わっても、本籍はそのままという方が多いです。
本籍がどうしても分からないときの対処法
どうしても分からない場合でも、方法はあります。
思い当たる市区町村を確認する
過去に住んでいた場所や、家族の本籍地を思い出してみましょう。
ただし、個人情報の関係で、電話だけでは教えてもらえないことがほとんどです。
役所で相談する
窓口で事情を説明すると、確認方法を案内してもらえることがあります。
困ったときは一度相談してみるのも良い方法です。
戸籍を取るときに必要な情報
戸籍を取得するときは、通常次の情報が必要です。
・本籍地
・筆頭者の氏名
・本人確認書類
筆頭者とは、戸籍の先頭に記載されている人のことです。
多くの場合は、父や母、または本人になっています。
役所に行く前に確認しておきたいポイント
手続きをスムーズにするために、次の点を確認しておくと安心です。
・住民票で本籍を確認できるか
・マイナンバーカードが使えるか
・どこの役所で手続きするか
事前に確認しておくことで、何度も足を運ぶことを防げます。
まとめ|本籍が分からなくても落ち着いて確認すれば大丈夫
本籍が分からないと、不安になるものです。
ですが、多くの場合は次の流れで確認できます。
- 住民票を取得する
- 家族や書類を確認する
- 分からなければ役所に相談する
本籍は普段使わない情報なので、覚えていなくても珍しいことではありません。
焦らず、一つずつ確認していけば大丈夫です。
必要なときに困らないよう、この記事の内容を参考にしていただければと思います。



