「自分の先祖について調べて、家系図として残してみたい」
そう思っても、実際に作り始めると、戸籍を集めるだけでも時間と手間がかかります。
本籍地が変わっていれば複数の市区町村へ戸籍を請求することがあり、集めた戸籍には、現在では使われていない文字や読みづらい手書きの記載が残っていることもあります。
戸籍を読み解いた後も、親子や夫婦のつながりを整理し、見やすい家系図に仕上げなければなりません。
自分で少しずつ調べることも家系図作りの楽しみですが、「時間が取れない」「古い戸籍を読み解く自信がない」「きれいな形で家族に残したい」という方もいるでしょう。
そのような場合には、戸籍の調査から家系図の作成まで任せられる「家系図作成サービス」を利用する方法もあります。
この記事では、家系図作成サービスでは何をしてもらえるのか、費用が高くなる理由や利用前の注意点を分かりやすく説明します。
また、家系図作成サービスの具体例として、楽天市場から申し込める「Kakeizu+」も紹介します。
家系図作成サービスとは

家系図作成サービスとは、依頼者に代わって戸籍を集め、記載されている情報を読み取り、家族関係を整理して家系図に仕上げてもらえるサービスです。
簡単に言えば、
自分で行うと大変な戸籍集めや古い戸籍の読み取り、家族関係の整理、家系図の作成をまとめて任せられるサービス
です。
依頼する会社やプランによって、調べる家系の範囲、完成品の内容、料金などは異なります。
名前を線で結んだ簡単な家系図だけを作るものもあれば、戸籍の収集、家族年表の作成、巻物や冊子への仕上げまで含まれる本格的なサービスもあります。
家系図作成サービスでは何をしてもらえる?
一般的な家系図作成サービスでは、主に次のような作業を依頼できます。
必要な戸籍を集める
家系図を作るには、現在の戸籍から一つずつ過去へさかのぼり、除籍謄本や改製原戸籍などを集めていきます。
先祖の本籍地が複数の地域に移っている場合、それぞれの市区町村へ請求が必要になることもあります。
サービスを利用すると、必要書類を提出した後の戸籍収集を任せられるため、自分で各自治体とやり取りする負担を減らせます。
古い戸籍を読み解く
古い戸籍には手書きの文字や旧字体が使われており、初めて見る人には読みにくいことがあります。
また、戸籍の形式は時代によって異なるため、名前を確認するだけでなく、誰と誰が親子なのか、いつ結婚や転籍をしたのかを整理する必要があります。
家系図作成サービスでは、集めた戸籍を確認しながら家族のつながりを整理してもらえます。
家族関係を家系図にまとめる
戸籍から判明した先祖の名前、生年月日、没年月日、続柄などを整理し、家族同士のつながりが分かる家系図に仕上げます。
サービスによっては、家系図だけでなく、先祖が生きた時代の出来事をまとめた家族年表や、生没年月日の一覧なども作成してもらえます。
長く残せる形に仕上げる
自分で作った家系図は、家庭用プリンターで印刷したり、ファイルに入れて保管したりすることもできます。
一方、本格的な家系図作成サービスでは、専用紙への印刷、布張りのホルダー、巻物、桐箱など、長期間の保管や贈り物を意識した仕上げを選べる場合があります。
家系図作成サービスを利用するメリット

時間と手間を減らせる
大きなメリットは、戸籍の請求や読み取りにかかる負担を減らせることです。
仕事や家事で時間が取れない方や、本籍地が遠方にある方にとっては、自分ですべての手続きを進めるより取り組みやすくなります。
古い戸籍を整理してもらえる
せっかく戸籍を集めても、内容を正しく読み取れなければ家系図にまとめることはできません。
読みづらい戸籍を整理し、家族関係が分かる形にしてもらえることは、専門サービスを利用する大きな理由になります。
家族に残しやすい完成品になる
見やすく仕上げられた家系図なら、家族や親戚と一緒に見ることができます。
自分の記録として残すだけでなく、両親の還暦や長寿祝い、子どもや孫への贈り物として利用する方法もあります。
デメリットは費用が高いこと
家系図作成サービスは、一般的な商品と比べると高額です。
しかし、完成した家系図だけを購入するのではありません。一人ひとりの依頼に合わせて戸籍を収集し、内容を読み取り、家族関係を調査して、家系図や家族年表などを個別に制作します。
調べる家系が増えるほど、必要になる戸籍や調査作業も増えるため、料金が高くなります。
「まずは自分の名字につながる一つの家系だけ」「父方と母方の二つだけ」など、調べたい範囲を絞ることで費用を抑えられる場合があります。
利用する前に確認したいこと
家系図作成サービスを申し込む前には、次の点を確認しましょう。
- どの家系・名字を調査するプランなのか
- 戸籍の取得費用が料金に含まれているか
- 追加料金が発生する場合があるか
- 家系図以外に何が納品されるか
- 完成までにどれくらいかかるか
- 下書きを確認・修正できるか
- 戸籍が残っていない場合はどうなるか
- キャンセルや返品の条件
- 個人情報の管理方法
家系図は家族の大切な個人情報を扱うものです。価格だけで決めず、サービス内容や個人情報の取り扱いも確認したうえで選ぶことが大切です。
楽天市場から申し込める「Kakeizu+」

家系図作成サービスの一つに「Kakeizu+」があります。
Kakeizu+はオンラインで依頼できる家系図作成サービスで、楽天市場にも出店しています。
申し込み後に自宅へ届く書類へ記入して返送すると、戸籍調査が始まります。調査終了後は家系図の下書きがメールで届き、内容を確認してから完成品の仕上げと発送へ進む流れです。
依頼者が行う主な作業は、書類の準備と家系図の下書き確認です。戸籍の取得状況などによって異なりますが、完成までの目安はおよそ2~6か月と案内されています。
Kakeizu+で届く主なもの
通常プランには、主に次のものが含まれています。
- 家系図
- 家系図ホルダー
- 取得・整理された戸籍謄本
- 戸籍謄本ホルダー
- 家族年表
- 家族年表ホルダー
- 生没年月日一覧
- 保管用の桐箱
単に家系図を1枚作るのではなく、戸籍や家族年表も一緒に整理し、家族の歴史をまとめて残せるセットになっています。
Kakeizu+の料金とプランの違い

Kakeizu+では、調べたい家系の数によってプランが分かれています。
ここでいう「1家系」「2家系」とは、基本的に調査する名字・系統の数です。
| プラン | 価格(税込) | 向いている方 |
|---|---|---|
| 1家系調査プラン | 98,000円 | 自分の名字など、一つの系統を調べたい方 |
| 2家系調査プラン | 148,000円 | 父方と母方など、二つの系統を調べたい方 |
| 4家系調査プラン | 198,000円 | 祖父母につながる四つの系統を調べたい方 |
| 全家系調査プラン | 258,000円 | 自分につながる家系を幅広く調べたい方 |
※価格は記事作成時点のものです。最新の価格・サービス内容・販売状況は楽天市場の商品ページでご確認ください。
費用を抑えて試すなら1家系調査プラン
「まずは自分の名字がどこからつながっているのかを知りたい」という方は、1家系調査プランから検討できます。
調査する範囲を一つに絞るため、Kakeizu+の基本プランの中では最も費用を抑えられます。
父方と母方を調べたいなら2家系調査プラン
父方と母方など、二つの名字の歴史を調べたい方に向いています。
自分の名字だけでなく、結婚などで名字が変わった母親側の家系も残したい場合に検討しやすいプランです。
祖父母の家系まで調べたいなら4家系調査プラン
父方・母方それぞれの祖父母につながる四つの系統を調査したい方に向いています。
自分だけでなく、両親や祖父母と一緒に家族の歴史を振り返りたい場合にも選択肢になります。
幅広く調べて残すなら全家系調査プラン
一つの名字だけでなく、自分につながる家系をできるだけ幅広く調べ、家族の記録として残したい方に向いています。
調査範囲が広くなるため費用も高くなりますが、本格的な家系図を一度作って、子どもや孫へ引き継ぎたい方のためのプランです。
家族にも渡したい方には「家系図+1冊セット」もある
Kakeizu+には、完成した家系図を同じ内容でもう1冊作ってもらえるプランもあります。
調査する家系が増えるプランではなく、完成する家系図の冊数が増えるプランです。
例えば、一つは自宅で保管し、もう一つは両親や兄弟、子どもに渡すという使い方ができます。
| プラン | 価格(税込) |
|---|---|
| 1家系調査・家系図+1冊セット | 118,000円 |
| 2家系調査・家系図+1冊セット | 168,000円 |
| 4家系調査・家系図+1冊セット | 228,000円 |
| 全家系調査・家系図+1冊セット | 288,000円 |
自分のためだけでなく、家族への贈り物として考えている方は、通常プランと合わせて比較してみてください
Kakeizu+はこのような方に向いている
Kakeizu+のような家系図作成サービスは、次のような方に向いています。
- 家系図を作りたいが、戸籍の集め方が分からない
- 古い戸籍を読み解く自信がない
- 忙しくて調査に時間をかけられない
- 自分の名字や家族のルーツを知りたい
- 両親や祖父母と家族の歴史を振り返りたい
- 家系図を子どもや孫へ残したい
- 還暦や長寿祝いなど、特別な贈り物を探している
- 楽天市場を利用して申し込みたい
反対に、費用をかけず、自分で戸籍を一つずつ集める過程も楽しみたい方は、まず自分で家系図作りに挑戦してもよいでしょう。
まとめ|自分で作る方法だけが選択肢ではない
家系図は、自分で戸籍を集めて少しずつ作ることができます。
しかし、戸籍の収集や古い文字の読み取り、家族関係の整理には、時間と根気が必要です。
途中で難しいと感じたときや、家族に残せる本格的な完成品を作りたいときは、家系図作成サービスへ任せる方法もあります。
Kakeizu+は、戸籍の調査から家系図、家族年表、保管用の桐箱までをまとめて依頼できるサービスの一つです。
価格だけを見ると高く感じられますが、どこまで調べたいのか、誰のために残したいのかを考えると、自分に必要なプランを選びやすくなります。
自分で作る方法と専門サービスへ依頼する方法を比較し、無理なく続けられる方法を選んでください。
