これだけ持って行けば安心!マイナンバーカード電子証明書更新に必要なもの

役所/マイナンバーカード

マイナンバーカードには、「カード本体」と「電子証明書」という2つの機能があります。
そのうち 電子証明書 は、あなたの「5回目の誕生日」で有効期限を迎えます。

「カード自体はまだ使えるのに、更新のハガキが届いた」
──そんな人は、電子証明書だけの更新 が必要です。

この記事では、

✅ 電子証明書の更新とは何か
✅ 必要な持ち物
✅ 手続きの流れ・注意点
✅ よくある質問
をやさしく解説します。


🌸 電子証明書の更新ってなに?

マイナンバーカードには、次の2種類の電子証明書が入っています。

種類主な用途有効期限
署名用電子証明書e-Taxなどの電子申請・署名発行日から5回目の誕生日まで
利用者証明用電子証明書マイナポータルやコンビニ交付など発行日から5回目の誕生日まで

この2つの電子証明書は、カードとは別に更新が必要です。
カード本体の有効期限(10年)はまだ先でも、電子証明書だけが先に切れることがあります。


💌 更新通知ハガキが届いたら

有効期限の 約3か月前 に、市区町村から「電子証明書更新のご案内」が届きます。
このハガキが届いたら、早めに更新の準備をしましょう。

📌 ハガキが届かなくても、期限前であれば窓口で更新可能です。
裏面に「電子証明書の有効期限」が印字されている場合もあるのでチェック!


👜 電子証明書更新に必要なもの一覧

更新当日にこれだけ持って行けば安心です👇

必要なもの内容備考
マイナンバーカード現在使用中のカードカードはそのまま使うので再発行不要
本人確認書類顔写真付き1点(例:運転免許証)または顔写真なし2点住所・氏名の一致に注意
電子証明書更新通知書(届いていれば)案内ハガキなくても更新可能
暗証番号更新時に必要(忘れている場合は再設定可能)利用者証明用4桁/署名用6〜16桁
代理人の場合:委任状本人が来庁できない場合後述参照

💡 写真は不要です!
電子証明書のみの更新では新しいカードを作らないため、写真の持参は必要ありません。


🧭 手続きの流れ(電子証明書のみ更新)

手続きはとてもシンプルです。
多くの人は 30分以内 に完了します。

🔹 1. 予約(推奨)

混雑を避けるため、電話または自治体サイトから事前予約をしておきましょう。

🔹 2. 市区町村の窓口へ行く

必要書類とマイナンバーカードを持参します。
受付で「電子証明書の更新に来ました」と伝えればOKです。

🔹 3. 本人確認・暗証番号入力

職員が本人確認を行い、端末で暗証番号を入力します。
忘れている場合は、再設定も可能です(本人確認が必要)。

🔹 4. 更新処理(5〜10分程度)

職員がカードのチップ内に新しい電子証明書を登録します。
終わったらすぐに利用可能です。


🏥 健康保険証として使っている人は特に要注意!

マイナンバーカードを健康保険証(マイナ保険証)として使っている場合、
電子証明書が期限切れになると認証ができなくなることがあります。

診察時に「カードが読み取れません」となるケースも。
オンライン資格確認を継続するためにも、期限前の更新を忘れずに。


🧾 暗証番号を忘れた場合

電子証明書の更新時には、暗証番号の入力が必要です。
もし忘れてしまった場合は、同じ窓口で「暗証番号の再設定」ができます。

証明書の種類桁数用途
署名用電子証明書6〜16桁(英数字混在)e-Taxなどの署名
利用者証明用電子証明書4桁(数字のみ)マイナポータルやコンビニ交付

💡 暗証番号再設定と電子証明書更新は同時に手続き可能です。


👥 代理人による更新手続き

本人が入院・高齢などで来庁できない場合は、代理人が手続きを行えます。

必要書類

  • 本人のマイナンバーカード
  • 本人の同意書(委任状)
  • 本人の本人確認書類(写し可)
  • 代理人の本人確認書類(原本)

ただし、暗証番号の入力が必要なため、本人が同行できる場合が望ましいです。
やむを得ない場合は、自治体に事前相談を。


📅 手続きができる場所と時間

場所内容時間の目安
市区町村役場電子証明書更新・暗証番号再設定平日9:00〜17:00(自治体により異なる)
一部の出張窓口・サービスセンター同上要事前確認

💡 一部自治体では、夜間・土日窓口を開設していることもあります。
公式サイトで最新の受付時間を確認しておきましょう。


💸 手数料はかかるの?

電子証明書の更新は無料です。
カード自体を再発行する場合(紛失・破損)は別途手数料(1,000円前後)がかかります。


⚠ 電子証明書を更新しないとどうなる?

電子証明書が失効すると、次のようなサービスが使えなくなります。

  • マイナポータルへのログイン
  • e-Taxなどオンライン申請
  • コンビニでの住民票・印鑑証明書交付
  • マイナ保険証での受診

カード本体は身分証として使えますが、オンライン手続きが完全にストップします。
再登録の際も窓口に行く必要があるため、期限前の更新がおすすめです。


📞 問い合わせ先

マイナンバー総合フリーダイヤル(無料)
📞 0120-95-0178

  • 平日:9:30〜20:00
  • 土日祝:9:30〜17:30(年末年始除く)

💬 よくある質問(Q&A)

Q1. 電子証明書だけ更新すればいいの?

→ はい。カード本体が有効であれば、電子証明書だけの更新で問題ありません。

Q2. 写真は必要?

→ 不要です。電子証明書の更新では新しいカードを発行しません。

Q3. 案内ハガキをなくしたけど大丈夫?

→ 問題ありません。マイナンバーカードと本人確認書類があれば更新できます。

Q4. 暗証番号を覚えていない場合は?

→ 窓口で再設定ができます。更新と同時に手続きしましょう。

Q5. 期限が切れたらどうなる?

→ オンライン手続きができなくなりますが、カード自体は使えます。
 再発行や再登録をすれば再び利用可能です。


✅ 最後に:更新前チェックリスト

チェック項目状況
電子証明書の期限を確認した
案内ハガキを確認した
マイナンバーカードを用意した
本人確認書類をそろえた
暗証番号を確認または再設定した
役所の受付時間を確認した

💖 5回目の誕生日前が更新タイミング!
マイナンバーカードと本人確認書類、そして暗証番号があればOK。
期限を過ぎる前に、早めの手続きで安心を。

まとめ:電子証明書の更新は「誕生日が近づいたら」チェック!

マイナンバーカードの電子証明書更新は、カード本体の更新とは別に必要な手続きです。
更新を忘れてしまうと、マイナポータルやe-Taxなどのオンラインサービスが利用できなくなり、
健康保険証としての利用にも支障が出ることがあります。

🔹 更新の合図は「5回目の誕生日」
🔹 更新の案内ハガキが届いたら早めに行動
🔹 必要なのは「マイナンバーカード」「本人確認書類」「暗証番号」だけ

手続き自体は15〜30分ほどで終わり、費用も無料です。
役所の窓口で本人確認と暗証番号入力をすれば、すぐに新しい電子証明書が登録されます。

💖 忘れないためのコツ

  • カード裏面の有効期限をスマホカレンダーにメモ
  • 誕生日の2〜3か月前に「更新準備リマインダー」を設定
  • 窓口が混みやすい時期(3月・4月)は早めに予約

たった一度の手続きで、これから5年間安心して電子申請や医療サービスが使えます。
「まだ使えるから大丈夫」と油断せず、早めの更新でトラブルを防ぎましょう。

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